huse犬という動物は、その祖先は元を辿ればオオカミになると言われています。
集団行動をとるオオカミ同様に、犬の社会も縦社会で構成されているため主従の関係が何より重要になってきます。
犬に対して「待て、お座り、伏せ」などの躾を行う必要があるのはそのためです。

犬と同様に人間のペットとして広く普及している猫はどうでしょう。
猫は一般的にも自由気ままな正確のペットだと言われがちですが、基本的に集団的な行動を取ることを嫌い単独で行動することが多く、他の猫とは縄張りを争う性格なので躾は通用しません。
特に体罰による躾を強いる飼い主もいますが、猫にとってこれは逆効果だと言われています。
そもそも、人間と持つコミュニティ言語が違うのですから、すべてを通じ合うことはなかなか難しいもので、基本的に独立的個人主義の猫がそれを汲み取れるかというと、それはあまり期待できないことだと言えるでしょう。

しかし、同属同士において縦社会の主従関係を結んできた動物である犬ならば、躾は十分に効果が期待できると言われています。
ただし、ペットと飼い主、もしくは盲導犬や警察犬のように訓練犬と主人の関係にある場合、体罰による躾は可能な限り控えて適度にする必要があるのも事実です。
人間も自分の子供を躾けるときに手をあげたり、先生や部活の顧問といった上の立場の人間がビンタのような体罰を振るう時代もありましたが、人間同士で躾の効果があるかはさておき、言語がまったく違う犬に対しては躾効果と同時に信頼関係に深刻な傷が入るのは間違いありません。
できる飼い主は、怒ることなく褒めて犬を躾けると言われます。
このためには犬に通じるボディランゲージをきちんと見分ける方法を身につけるしかないようです。

また、犬に対する躾に順序があることはご存知でしょうか?
少しレベルの高い躾の一つとして「伏せ」がありますが、これは「お座り」と「待て」ができるようになった後に教えるべきだと言われています。
まず何よりもお座りができなければ、伏せはできるわけもありません。
また、伏せの状態は犬が身体を地面にへばりつかせるため、伏せには犬に対するリラックス効果があると言われています。
主人の前でリラックスする方法を与えさせるいい機会だと言えます。

犬の躾の方法にも様々なものがありますが、あくまで躾は主人とペットのパートナー関係の向上を目的としているため、信頼関係を壊しかねない過剰な体罰による躾は避け、褒めて伸ばすという少し甘いくらいの躾を取れるよう飼い主も努力するべきでしょう。